返礼品を取り寄せています…
少し時間がかかることがあります
返礼品を取り寄せています…
少し時間がかかることがあります
ふるさと納税の家電は、どこの町のものでも返礼品になれるわけではありません。その町で作っている、あるいは製品の価値の大部分がその町で生まれている家電だけが、返礼品として出せます。返礼品のページには、その理由が書かれていることが多いです。
選ぶときは、型番と保証の書き方も見てください。家電は寄付額が大きくなりやすい品目です。申し込む前に、自分の上限額に収まるかを先に確かめておくと、思わぬ負担を避けられます。
ふるさと納税の返礼品は、寄附先の区域内で作られた物や、区域内で受けられるサービスでなければなりません。地方税法と、それを受けた総務省の告示が定める「地場産品基準」です。返礼品の調達にかかる費用は寄附額の3割以下、という決まりもあります。
家電の多くは、部品をいろいろな場所で作り、どこかで組み立てて完成させます。そこで問題になるのが、町の中でどの工程をしているかです。総務省の自治体向けQ&A(2024年6月28日)は、区域内で製造や加工の「主要な部分」を行い、相応の付加価値が生まれているものを地場産品としています。主要な部分かどうかは、完成品の重さや付加価値のうち、半分を一定程度以上上回る割合がその工程によるものか、などで判断します。
一方で、それだけでは足りない工程もQ&Aに挙がっています。単に部品を組み立てる、箱に詰める、ラベルを貼る、選別する、といった作業です。認められない例として、海外で作り、町の事業者が検品だけをしているラジオが挙げられています。
町の中でしているのが企画や設計、研究開発で、製造は別の場所という場合もあります。この場合は、メーカーが「製品の価値の過半がその町で生まれている」と証明したときに限って、返礼品にできます。この企画立案などの扱いは、2024年6月の告示の改正で見直された点の1つです。
総務省のQ&Aは、主要な工程を町の中で行っていることや、その工程の詳しい内容を、ポータルサイトなどにはっきり書くよう求めています。そのため家電の返礼品ページには、なぜその町の返礼品なのかを説明した文が載っています。
2026年10月15日に「家電」で探したレビューの多い返礼品では、書き方にいくつかの型がありました。
兵庫県加西市のトースターやヒーターは、最初の製造は市の外で行っているものの、製品の価値に欠かせないグラファイトを市内の事業所で作っている、と書いています。大阪府門真市の炊飯器は、組み立ては市の外だが、一定以上の付加価値にあたるほかの工程を市内で一元管理して製造している、という説明です。
大阪府大東市の炊飯器は、市内の工場で企画、原材料の仕入れ、開発、製造、品質管理をしていると書いています。茨城県日立市の掃除機は、日立市で製造した家電だと説明しています。福岡県北九州市の空気清浄機は、重要な部分である光触媒フィルターを市内で作り、全工程の8割を市内の工場で行っているそうです。神奈川県海老名市のモバイルバッテリーなどは、デザインや企画、設計、開発、検証試験、検品を市内の工場で行うと書いています。
並んでいたのは、トースター、ヒーター、空気清浄機、ヨーグルトメーカー、ドライヤー、炊飯器、掃除機、ヘアアイロン、シェーバー、コーヒーメーカー、マッサージ器などです。冷蔵庫や洗濯機のような大きな家電は、レビューの多い上位30件には入っていませんでした。どの町がどんな家電を出しているかは、その町にどんな工場や事業所があるかで決まる、と考えると分かりやすいです。
家電の返礼品ページには、品番や型番が書かれています。色によって型番が違う返礼品もあります(加西市)。届いてから「思っていた型と違う」とならないよう、色や容量を選ぶときは型番も一緒に確かめてください。
新潟県燕市の返礼品には、本体ではなく交換用のガラスサーバーやコーヒーミルを選べるものがありました。これらは本体ではないこと、対応する機種があるので手持ちの製品の型番を確かめること、がページに書かれています。名前だけを見て本体だと思い込まないよう気をつけてください。
保証の書き方も返礼品ごとに違います。保証期間を1年と書いたもの(日立市の掃除機など)、2年保証と書いたもの(海老名市・熊本県西原村)、ユーザー登録をすると5年の延長保証が付くもの(岐阜県多治見市)があります。静岡県藤枝市のヘアアイロンは、保証は到着から1年、ただし電源コードの断線は6か月と分けて書いていました。
燕市の返礼品は、届いた保証書に保証印は押されていないが、寄附者の情報と保証の期間・内容はメーカーが管理している、と説明しています。初期不良や修理の相談はメーカーのサービスセンターへ、と書いた返礼品もあります(大阪府高槻市)。困ったときにどこへ連絡すればよいかは、申し込む前にページで見ておくと安心です。
届くまでの期間も返礼品ごとです。約1か月後のお届けと書いたもの(加西市)があります。また、転売目的での申込みはふるさと納税の趣旨に反する、と書いた返礼品(日立市)もありました。
ふるさと納税で税金が控除されるのは、寄附の合計から2,000円を引いた部分で、上限までです。住民税の特例分には住民税の所得割額の2割という上限があり、ここを超えると、自己負担は2,000円では済まなくなります。仕組みは2,000円の意味で詳しく書いています。
家電は1つの返礼品の寄付額が大きくなりやすい品目です。ほかの返礼品とあわせた1年の寄附の合計が上限を超えないか、申し込む前に確かめてください。
上限額は、寄附した年の年収で決まります。年の途中なら見込みで計算します。住宅ローン控除がある人は、ワンストップ特例と確定申告で上限が大きく変わることがあるので、住宅ローン控除も見ておいてください。寄附先が5団体を超えるとワンストップ特例は使えなくなる点も、家電を最後に足すときに気をつけたいところです。
自分の上限額を計算する年収と家族を答えるだけ・2026年の税制で計算
上限額が分かったら、その中に収まる家電を探します。寄付額が上限に近い家電を選ぶと、ほかの返礼品に回せる枠はほとんど残りません。今年ほかに何に寄附するかを決めてから家電を選ぶ、という順番もあります。
楽天ふるさと納税で「家電」と探した結果を、レビューの多い順に並べました。家電は重さや個数で比べる品目ではないので、1万円あたりの量では並べていません。レビューの多い順は、多くの人が寄附した目安で、性能の順位ではありません。型番と保証、地場産品にあたる理由は、それぞれのページで確かめてください。
楽天ふるさと納税・寄付50,000円まで・2026-10-15時点